モータースポーツの中で最も野蛮といわれる競技、それがラリーです
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| あ〜お |
□ APRC FIAアジア−パシフィック・ラリー選手権のこと。 FIAは各ラリー選手権の階層を頂点のWRCから−地域選手権−各国選手権というピラミッド構造と定めている。 APRCはWRCに続く地域選手権の一つであり、他にもヨーロッパ(ERC)、中東(MERC)、アフリカ(ACRC)が存在する。 □ 1kmルール 1kmルールサービス禁止事項の定義(FIAラリー一般規定12.2.2) サービスパークおよび公式通知により特に認められている場所以外のロードセクション上で、チーム員やチーム員の輸送手段(ヘリコプターを含む)がそのチームの競技車から1km以内にいてはならないというルール。 ただし、SS中、リグループ又はサービスパークの入口にあるTCで待機する場合およびリグループ内、クルー(ドライバー、コ・ドライバー)をパルクフェルメまで送迎する間、パルクフェルメに予備バッテリーを運搬することのみを目的とする場合、サービスブックに規定されたサービス車輌用ルートに従って走行するチーム員と競技車が同時に同一ルートを走行しなければならない場合、グラベルノートまたはアイスノートの交換のみのために指定されたポイントにある場合、などは除外されているのが通例。 □ アクティブダンパー ダンパー(ショックアブソーバー)はコーナリング時に柔らかく、ジャンプの着地時は硬くなど、相反する性能を両立させなければならないコンポーネント。 しかし、機械的なセッティングでは限界があるため、電子制御によって油圧系を操作し、その場の状況に応じた最適な減衰力を作り出すシステムがアクティブダンパー。 96年にスバルが先陣を切ってWRCへ投入しているはず…だが、この解説者の勘違いかもしれない(だったらごめん・苦笑)。 □ アクティブデフ モータースポーツではデフの作動を機械的に制限するLSDが使用されることが多く、これを一歩進めて電子制御でアクティブ作動としたものがアクティブデフ。 具体的にはブレーキング時にはデフをロック、コーナー進入時にはフリー、加速時には再びロックというように、ドライビングに応じてデフの作動を自動的に行なうものです。 当初はセンターデフに盛んに使用されたが現在はフロント、リヤもアクティブ化され、トリプルアクティブデフが最新型WRカーの標準となっている。 □ アベレージ 指示された平均速度のこと。 ある地点からある地点まで時速○キロではしれ、例えば「コマ図○からコマ図○までアベ○○Km/h」などと指示されます。 □ アンチラグシステム 2次燃焼装置とも呼ばれる。 アクセルを戻したときにエクゾーストマニホールドの中で燃焼を起こしてその燃焼でターボの回転を高く保つ装置。 エンジンレスポンス向上に有効なため、すべてのWRカーやグループA、さらに一部のグループNが装備する。 エンジン内部と異なり、インジェクターがないエクゾーストマニホールドに、いかに効率よく空気と燃料を送り込むかが各チームのノウハウになっている。 ラリーカーのアクセルオフ時のパンパンという爆発音はこのアンチラグシステムの作動音です。 頭文字Dでは須藤京一が使ってたっけな…? 違ったかもな… □ インカット 文字どおりコーナーのイン側をショートカットする走法。 例えばターマックなど少しでもタイムを稼ごうと、舗装路面との段差があっても片輪をイン側のダートに落としてコーナーを効率良く直線的に抜ける、というわけでターマックでもアンダーガードを装着することも意外に多い。 しかし、グラベルではイン側の草の中に大きな石が隠れていることも多くリスキーだ。 コーナーをいかにインカットするか、コーナーのイン側のチェック、攻略法はレッキでは必須のはずである。 □ インターコム 騒音の激しいラリーカーの室内でドライバーとコ・ドライバーが会話するための装置。 耳元のスピーカーとマイクから成っている。 SS用はヘルメットに埋め込まれ、ロードセクション用はヘッドセットとマイクの組み合わせ。 またインターコムは無線機と組み合わせることによって、チームとの交信にも使われている。 □ エアリストリクター エンジン出力のイコールコンディション化を図って、ターボチャージャーの吸気口前に装着される吸入空気量制限装置。 これは吸気入口をFIA規定の内径に絞るもので、WRカー/グループAカーが内径34mm、グループNカーが内径32mmとなっている。 □ エタップ ETAPE 1日分の競技ルート。 エタップの中にSS(競技区間)とリエゾン(移動区間)が設定されます。 英語標記でいうレグのこと。 □ エア メカニック AIR MECHANIC 主催者の用意する飛行機で移動するメカニック。 00ダカールまでは、マラソンスステージを除く区間全てをサポートできたが、02ダカールでは、ラリー中間日のビバークのみに限定された。 |
| か〜こ |
□ ガソリン(FIA燃料) 従来からさまざまなイコールコンディション化が図られてきたWRCですが、ガソリンも同様にワークス以外のシードドライバーもFIAのコントロール・ガソリンを使用することになっている。 また、燃料タンクには抜き取りチェック用のドレンコックが義務づけられている。 このガソリンはFIA指定のメーカーで精製されデリバリーされるが、2004年1月からはシードドライバーに限らず全てのコンペティターがこのFIAガソリンの使用が義務づけられることになっている。 その場合の給油はシードドライバーに限らず全てのコンペティターが、サービスパークやリグループエリアに隣接したリフューエルゾーンで行わなければならなくなって大変。 □ カテゴリー ルールに基づいて分けられた「部門」を表します。 パリダカ四輪カテゴリーはプロダクション(市販車無改造)とスーパープロダクション(市販車無改造以外)に分けらている。 さらに各カテゴリーでディーゼルとガソリンに別れます。 ※プロダクション定義 一般に販売されている量産車にロールバー・予備タンクなどの「安全に走る」ための改造を施した車。 主要部品の交換が禁止。 ※スーパープロダクション定義 ラリー勝利を目的に改造を施した車。 量産車の改造車、ボデーからエンジンまで専用に作られたプロトまで含む。 WRCにはいくつかのカテゴリーがあり、グループA やグループN 等がそれにあたる。 上記のグループ分け以外に、2L カップや排気量によって3つに分けたクラスも存在します。 グループ A ( A car ) 87年からWRCの主役を務めているカテゴリー。 連続した12ヶ月間に2500台以上生産された車両をベースとして、定められた範囲の改造が許される。 ただしWRカーと異なり、4WD化やターボの追加装着は認められず、市販車の時点から備えていなければならない。 スバルだと90年からグループAレガシィでWRC本格参戦を開始し、93年からはグループAインプレッサを投入。 WRカーが登場以前の96年まではグループAで戦い続けていた。 現在でもプライベートドライバーの手に渡ったグループAインプレッサは世界各国のラリーで活躍を続けている。 尚、WRCのレギュレーションでは、技術的な規定が異なるものの、グループ/クラス分け上ではWRカーもグループAに含まれる。 グループ N ( N car ) グループA同様に連続した12ヶ月間で2500台以上生産された市販車をベースとする。 ただし改造は大幅に制限され、基本的には安全装備とサスペンションの改造程度が認められたカテゴリー。 2001年からはフロンドライブシャフトとトランスミッションギヤ比の変更およびLSDの装着等がFIAの公認を取得すれば認められるようになった。 市販車にごく近い存在のため「ショールームクラス」と呼ばれることもある。 WR Car 1997年に作られたカテゴリー。 カテゴリーとしてはグループAと似たようなものであるといっても良いのですが、様々な点で仕様が異なります。 ベースとなる車はグループAと同様ですが、ベースの車に過給器(ターボ)の取り付けや、2WD→4WDへの改造が許されています。 つまり2WDNAの車を4WDターボに改造してもいいということです。 また、Acarよりも車幅が大きくできる事や、エアリストリクター(吸気口)の形状の自由、年間で20台以上生産すればホモロゲーション(WRC出場の許可)が獲得できる等、Acarよりも有利かもな(?)な面が幾つかみられます。 しかし、このカテゴリーのコンセプトはAcarよりも速い車を作ることを許すためのものではなく、2WD NAの車しか生産していないメーカーにも、WRCへの門戸を広くするために採られた措置であるということです…というはず…(苦笑)。 □ カミオン CAMION フランス語でトラックの意味。 パリダカではT4(競技カミオン)、T5(アシスタントカミオン)の2つに分けらられている。 T4はラリー車と同じルートを走ってタイムを競い、T5は時に近道をとおりながら、パーツやメカを運搬します。 メカとパーツ満載のT5のリタイアはチームにとって死活問題に発展する(苦笑)。 □ ギャップ GAP 隙間、段差。 アフリカの大地では多くの予測できないギャップ(雨季に水が流れた跡など)がある。 大半はルートブックに記載されているが、時には記載されていないギャップもあったりする。 減速が十分でないままギャップに突っ込むと、サスペンション廻りを損傷することが多々あり、ギャップにはドライバー、ナビとも前方の路面に細心の注意を払う。 □ クラック CLACK 亀裂。 過酷なパリダカではパーツにクラックなどのダメージが入ります。 それでリタイヤする選手も多い。 □ グラベル ダートと呼ばれる未舗装の路面。 砂利道やダート等の未舗装路でラリーでもっともお目にかかる機会の多い路面です。 土、岩、砂地などさまざまなタイプの路面があり、さらにスムーズ(フラット)路面、ラフ路面などにも分けられる。 スムーズ路面の代表格がフィンランドラリーで、ラフ路面ではサファリラリーやアクロポリスラリーが有名である。 またマッド(泥)、ダスト(埃)など天候によって路面情況も変化する。 □ グラベルクルー グラベルノートクルー、アイスノートクルーとも呼ばれる。 マニュファクチャラーチームとタイヤメーカーのみがSSのコース閉鎖の直前にグラベルカーを走らせることができるが、これに乗り込むのがグラベルクルー。 チームのグラベルクルーはラリードライバーが使用するペースノートのコピーを持ち、コース状況を細かくチェックする。 ここで得られた情報は、サービスパークに送られ、タイヤ選択や実際のラリーカーの走行に生かされる。 グラベルクルーはラリーカーが走る1時間から2時間前にコースを走り、本番に近い状態のコース状態や、レッキ後の路面の変化をチェックすることができるため、現在のラリーで勝つためには必須の存在。 このため若手で伸び盛りのドライバーや、引退した有名ドライバーがグラベルクルーの任に当たることも多くある。 □ コ・ドライバー ナビゲーター、ロードブックやペースノートを使用してドライバーへの指示を行なう人のこと。 WRC のレースではナビゲーターのこなす仕事は多岐にわたる為、彼らにかかる負担は非常に大きく、またその能力も高いものが要求されます。 そこで、WRCでは尊敬の念をもってナビゲーターのことを、コ・ドライバーと呼びます。 サーキットレースと異なり、常に異なる道を長距離走るラリーにおいては、すべてのコースをドライバーが記憶することは不可能なため、コ・ドライバーが不可欠の存在。 コ・ドライバーの能力は戦略の立て方、ペースノートの読み上げのタイミング、ドライバーの精神状態の安定化などで優劣が問われる。 またコ・ドライバーといってもレギュレーション上はドライバーと交替してラリーカーを運転することも可能で、ドライバーとコ・ドライバーを合わせてクルーとも呼ばれる。 □ コミュニケーション 各オフィシャル間の無線通信システムや、その設備の設置管理などを担当する人員を「コミュニケーション」と呼んでいる。 □ コントロール ゾーン CONTROL ZONE スタート・CP・ゴール部は、幅約50m、長さ200〜400mでコントロールゾーンと呼ばれる区間が設けられている。 大体その区間は旗などで区切られており、一方通行になっている。 |
| さ〜そ |
□ サービスカー ラリーのサービスを行なうための専用車。 トレーラー、トラック、バンなどベースになる車は多種あるが、各チームの本拠地から自走できるヨーロッパラウンドでは大型のトレーラーやトラック、コンテナで転戦する必要がある。 ヨーロッパ外のイベントでは小型のトラックやバンが使用されることが多い。 内部はパーツ、工具などが整然と置かれ、動く自動車工場だ。 □ サービスパーク ラリーカーのチェックや修理を行う場所。 以前はSSやパルクフェルメ、リグループ以外ならどんな場所でもサービスを行うことができたが、現在ドライバーとコ・ドライバーのラリークルー以外が行うサービスは、指定されたサービスパーク内に限定されている。 また、サービスパークの場所は一ラリーで2ヶ所までと決められており、サービスパーク内で許されるサービス時間は大体、各レグ最初のサービスが10分、レグ1とレグ2の最後のサービスが45分、それ以外が20分だが、2002年初戦モンテカルロ・ラリーでは例外的に興行的理由からレグ2とレグ3の朝一番のサービスが45分で行われた。 無論、これらのサービス時間をオーバーするとペナルティーの対象になる。 □ サファリ仕様 閉鎖されたSSが競技の舞台となる他のラリーと異なり、唯一サファリ・ラリーだけは閉鎖されていないCS(コンペティティブ・セクション)と呼ばれる一般道で競技が行われ、またより自然な環境が舞台となるためにラリーカーは「サファリ仕様」という独得の装備を持っている。 まず対向車や先行する車にラリーカーの存在を知らせる高輝度のウイングランプ(最近はドアミラーに埋め込まれているが…)、増水した川などを渡るためにエンジンの吸入ダクトをルーフにまで伸ばしたシュノーケル、草や木、時には動物の衝突からラジエーターを守るブッシュバー(アニマルバーと呼ぶこともある)などが主な装備だ。 以前はシャシーやサスペンションなども頑丈に造ったヘビーデューティな車造りを行ってきたが、コースが短縮され、サービスの規制などラリー自体の変化によってアクロポリスの延長といった純スプリント仕様になってきている。 □ CP 通過チェックポイントをさし、パッサージュ・コントロールの略。 ショートカット(近道)ができないよう、ルート上に2〜3箇所のCPを設けられている。 当然CPを通過しないとペナルティーがあり、通過しなかった場合はペナルティとして3〜10時間が加算される。 □ GPS 衛星を使い現在位置を計測する装置。 たしかパリダカでは競技の公平性のため、同一モデルを全車両にレンタルしているはず…。 □ GPS制限ステージ 02ダカールから新設定されたステージ。 GPSからもらえる情報を方位のみに制限し、ルートブック(コマ地図)、距離計、方位の情報のみで競技を行う。 GPSの無い時代の競技条件に近づけ、装置に頼らない選手の技量が試される。 □ シェイクダウン ラリー本番直前の木曜日午前中に行われる公式テストで、スバルを始めとするマニファクチャラーズ・チームはこのテスト参加が義務づけられている。 ただしプライベートはこの限りではなく、2001年まではラリーによってはマニファクチャラーズ・チームとプライベート・チームのテスト場所が異なることもあった。 テストを行うクローズドコースとサービスパークが隣接しているため、このシェイクダウン・テストから観戦するギャラリーも多い。 というか、私的にはここから観戦することをお勧めする。 □ 車検 日本で行なわれる初回3年後、2回目以降2年おきに行われる一般の車検とは異なって、ラリーの場合はスタート前に行われる車両検査のこと。 これはマシンがそのホモロゲーション規定に準拠しているか否か、改造がFIA規定内で行われているか、ラリーの出走に支障がないかなどをチェックするものであり、その例を挙げれば、ターボチャージャーやトランスミッションなどから、ロールケージ、消火器、シートベルトなどの安全装備、ヘルメット、レーシングスーツ、グローブ、シューズなどのラリークルーが身につける物、さらにそのマシンの属するクラスの規定重量のチェックなど多岐にわたる。 また上位入賞車はラリーのゴール後にも再車検があり、この検査に合格しないと結果(成績)は正式なものとならない。 □ ジュニア世界ラリー選手権 2001年から始まった1600ccのFFラリーカーによる「スーパー1600」が、2002年から「FIAジュニア世界ラリー選手権」に模様変えした。 マシンのレギュレーションはほとんど変更はない。 タイトルはドライバーに掛かるが、問題となっていた出場ドライバーに対する年齢制限案は延期された。 日本からはスズキ・スポーツがイグニスによって全戦参加を予定している。 そしてすごい活躍ぶりだ(悦)。 □ スイーパーカー Sweeper Car オフィシャルコースカーのひとつで最終競技車の後ろから追いかけるように走らせる車です。 日本のラリーでは先行車に対して「後行車」などと呼ばれている。 SSでコースアウトしてしまった競技車の対応をするなどして、完全にコースクリアな状況を確認する役割を持つ。 0カーと同様、スイーパーカーが通 過するまではたとえオフィシャルであっても容易にSSコース上に入ることは許されない。 □ スターティングオーダー ここ数年グラベル・ラリーでそのスタート順が何かと問題になることが多く、これまでにオーストラリアのような、2日目以降結果順に有利なスタート順を選択できる方式を採りいれたラリーもあったが、今シーズンFIAはこうした問題に対処しようと次のようなスターティングオーダーを導入することになったようだ。 まずレグ1は前戦までの選手権ポイントのランキング順にスタートするが、これは従来どおり。 それ以降のレグ2とレグ3は、前日の1位から15位までをリバース(逆に順位を入れ替えて)でスタートさせることが異なる点だ。 つまり、15位の選手をトップに以下14位、13位………2位、1位、そして16位からは本来の順位でのスタートとなる。 □ スタック STACK 車両が泥、砂、土、雪などにはまり込んで自力で動けなくなった状態。 砂漠でスタックすると脱出用板を用い、手やスコップで砂をかき出し脱出します。 大変やわらかい砂にスタックすると脱出に2時間以上かかることもあり、当然ロスタイム扱い。 □ スタッドタイヤ 雪や氷のラリーで使われるタイヤ。 日本ではスパイクタイヤと呼ばれる。 通常のラリータイヤより明らかに細いタイヤに多数のスタッド(スパイク)をタイヤに打ち込んだもので、これはスタッドをうまく雪面に食い込ませるため、タイヤの面圧を稼ぐためのデザインだ。 スタッドタイヤを使用するのはモンテカルロラリーとスウェディッシュラリーだが、それぞれのラリーでスタッドの本数、形状、長さの規定が異なっており、雪の多いスウェディッシュではモンテカルロよりヘビーデューティーなものが使用される。 スタッドタイヤも2種類のトレッドパターンのみ使用可能だが、しかし2002年スウェディッシュのレグ3のように凍ったグラベルとなってはスタッドタイヤではなく各チームともにマッドタイヤも欲しいところ…。 □ スペクテーターマーシャル マーシャルのうち、スペクテーターエリアで観客の安全管理などを行なう人員を「スペクテーターマーシャル」と呼んでいる。 □ SS (スペシャルステージ) 走行タイムを競う競技区間のこと。 この区間は完全閉鎖されているため一般車両は走れない。 各車はこのSSでタイムを競いその結果でレースの勝利者を決めます。 しかし、サファリラリーにはSSはなく、代わりにコンペティティブセクションと呼ばれるものが設けられており、そこでタイムを競います。 また、コンペティティブセクションでは一般車の規制は行われないため、対向車がいたりします。 □ SSS Super Special Stage (Super SS) スーパースペシャルステージの略。 子供がつけたような名前だがより娯楽性を強めたSSで、観客から全てが見渡せるコースを2台同時にスタートする。 言うなれば、1対1の勝負(本当は微妙に違うけど…)。 SSの一種だが、完全に閉鎖したサーキットのような場所で2台、または3台が同時走行する観客向けのSSをスーパースペシャルと呼ぶ。 コースの性格上、距離は2〜6Kmと短い。 このためラリーの勝敗にはあまり大きな意味を持たないが、大観衆が集まること、他のアトラクションと併催できることなどから、ラリーのショーアップ化に役立っている。 ラリーの醍醐味は…残念ながらないに等しい(苦笑)。 □SMS スーパーマラソンステージ SUPER MARATHON STAGE 02ダカールから新設定されたステージ、SS+6時間フリータイム+SS でワンセット。 SSの間に挟まれた6時間という短時間にドライバーとナビが修理・燃料補給など行わないといけないとっても過酷なステージ。 メカは一切手出しをしてはいけない。 ドライバー&ナビの車に対する知識、忍耐、知力が試されるマラソンステージ。 □ スノー or アイス 雪道や凍結路のこと。 アイスラリーと言えばやはりスウェーディシュラリーがあげられます。 □ スローパンク タイヤのうけた小さな損傷によりゆっくりと空気が抜けていくパンクのこと。 ビバークに到着したときは何てこと無かったタイヤが、翌日のスタート時にはペチャンコになっているなんてザラだ。 □ 世界ラリー選手権 FIR世界ラリー選手権で、WRCはWorld Rally Championshipの略。 FIAが認める世界選手権はWRCとF1のみで、F1がレースの頂点であるようにWRCはラリーの頂点として位置づけ。 WRCはまず「マニファクチャラーズ選手権」として73年にスタートし、79年から「ドライバーズ選手権」が加わる2本立てとなった。 さらに今シーズンからグループNの「FIAプロダクション・カー世界選手権」、スーパー1600が「FIAジュニア世界選手権」として昇格するなど、WRCは4つのタイトルを巡ってホットな戦いが展開されることになる。 なお、新井敏弘が2000年にタイトルを獲得したチームズカップは2001年限りで廃止された(プロダクション・カーとジュニアの両選手権の詳細は別項)。 □ セクター 出発点から中継点まで、中継点から次の中継点までの各々の走行区間のこと。 この区間中にSSがあります。 SS以外の移動区間はロードセクションと呼ばれます。 またこの区間は交通法規を守らなくてはなりません。 □ セーフティーマーシャル マーシャルのうち、SSコース上のスタート地点や中間地点に待機し、安全管理・レスキュー活動・医療活動などを担当する人員を「セーフティーマーシャル」と呼んでいる。 それぞれに重要な役割を持つセーフティーマーシャルらによって、レスキューチーム・医療チームが編成され、コース内でトラブルが発生した場合には、FIV・救急車・消火工作車・レッカー車などのオフィシャルカーで現場に駆け付けて迅速に対応できるようになっている。 □ 0カー(ゼロカー)0 Car オフィシャルコースカーのひとつで日本のラリーでは「先行車」と呼ばれています。 0カーは競技車より15分先行してラリーの全てのルート上を走行し、SSで安全上の最終確認を行い、これをラリーHQ(大会本部)に報告します。 また、サイレンを鳴らすなどしていよいよこれから競技車がやってくることをスペクテーターエリアに知らせる役割も持つ。 0カーが通過した後は、たとえオフィシャルであっても容易にSSコース上に入ることは許されません。「0カー」よりも前を「00カー」が走行し(30分先行)、さらに先行して「インフォメーションカー」が走行するなど、競技が安全かつスムーズに運営されるようチェックする仕組みになっています。 ファンサービスの1つとして有名ドライバーを0カーのドライバーに起用することもあります。 |
| た〜と |
□ ターマック いわゆる舗装路のこと。 舗装路といっても日本のようなフラットな路面だけではなく、ざらざらした簡易舗装や、ひび割れた路面、穴のあいた路面も存在する。 またアベレージスピードもコーナーの多いコルスは低く、比較的ストレートの長いコースが多いカタルニアが高いという具合に、ターマックラリーもさまざまな形態を持っており、ターマックラリーでは各車両とも車高を低くし、幅のあるタイヤをはかせるため、まるでサーキットを走っているような迫力があるといわれています。 カタルーニャ・ラリーの様にオールターマックのラリーもありますが、その他の路面と組合わさった(ミックス)ラリーが多いです。 □ ターマックタイヤ 舗装用タイヤ。 以前はサーキット同様にスリックタイヤが使用されていたが、現在はパターン入りのタイヤの使用が義務となっている。 またラリー用のターマックタイヤはサーキットのものよりサイドウォールが補強されている。 これはコース脇の石や縁石などでタイヤをカットする可能性が高いため。 またウェット用のターマックタイヤはサーキット用のウェットタイヤと良く似たパターンを持っている。 □ タイムカード 主催者が各クルーに配布するもので、SSのスタート時間・SSのゴール時間・次のタイムコントロールへの時間などが走行するごとに記入され、控えを主催者が保管する。 つまりタイムカードにはSSタイムやロードセクションのペナルティなど、そのクルーのタイムに関するすべての情報が記されていることになる。 普通はコドライバーが管理するが、タイムカードを紛失すると失格という重いペナルティが課される。 いや、なくすことはまずないだろうと思うんだけれども…。 □ TC (タイムコントロール) ラリー車の通過タイムを記録する、タイムカードに記入を行なう場所。 SSのスタート、ゴール、サービスパークの入口、出口などでラリーカーの通過時間を確認する。 ロードブックなどには「TC」と略して記載される。 ラリーにはオーダー(定められた時間)が設けられており、TCに遅着(オーダーを守れなかった)するとペナルティが課せられます。 日本のラリーではチェックポイントとも呼ばれる。 □ チャンピオンシップ ドライバー、コ・ドライバー、マニュファクチャラーでそれぞれチャンピオンを決める。 年間の14戦を通して最もポイントが多いものがチャンピオン。ポイントは1〜14戦でそれぞれ、 1位10ポイント、2位8ポイント、3位6ポイント、4位5ポイント、 5位4ポイント、6位3ポイント、7位2ポイント、8位1ポイントが獲得できる。 □ TSO パリダカールラリー主催者、ティエリー・サビーヌ・オーガニゼーションの略。 パリダカ創始者(故ティエリー・サビーヌ)の名前がついている。 現在の代表は、H.オリオール。 TSOのホームページ>>> http://www.dakar.com □ デューン DUNE 砂丘、某メーカーの香水と同じ名だが決してそれではない。 美しいデューンが楽しみでダカールに参加するベテランドライバーも数知れずだか、その美しさを楽しんでばかりはいられない。 1日中砂と格闘して時には、10階建てビル以上のデューンの山々に挑まないとゴールできないんだよ、パリダカは…(苦笑)。 □ 電子制御ギアボックス インプレッサWRカーの場合で言うと、通常のマニュアルでシフトするものを電子制御+油圧によって作動させる、現在主流のアクティブギアボックスを採用している。 6速ギアのシフト操作はステアリングホイール裏にある"パドル"で行い、手前に引くとシフトアップ、奥へ押すとシフトダウンする仕組み。 ステアリングホイールを握りながら指の引きと返しで操作できるため、シフト操作はフロアチェンジよりもはるかに速く、ドライバーはドライビングにより集中できる。 これが一般的に言う「パドル式」で、その他のチームだとステアリングの内側と外側でシフトする「リンク式」、もはや2004年の大会ではその姿を消してしまうだろうレバーシフト「機械式シフト」などがある。 ちなみにレバー式を使用していたミツビシは次に向けてリンク式のシステムを研究中のようだ。 □ トラッキング Tracking 追跡すること。 この場合はSSコース上で競技車両の通過をくまなく追跡調査するシステムおよびそのために配置された人員を言います。 SSコース内には基本的にコース5kmにつき1カ所「トラッキングポイント」が設けられ、何号車が何時何分何秒にその地点を通過したかを記録して、無線でラリーHQに随時報告する。 ラリーHQではこれをグラフ化して、SSコース上の状況をリアルタイムに把握します。 このシステムによって競技車の不通過を直ちに発見し、コース上のどの辺りで何号車がトラブルを起こしているかを確認することができる。 □ トランスポートセクション ロードセクションの別名 □ ドライバーズ・ポイント 各レースにおいて、総合で1〜6位までに与えられるポイントのこと。 上から順番に、10 、6 、4 、3 、2 、1とポイントが割り振られます。 全レースの合計ポイントが最も多いドライバーが、そのシーズンのドライバーズチャンピオンになります。 |
| な〜の |
| は〜ほ |
□ パルクフェルメ 定められた場所での車両保管場。 各REG の終了後に選手に休息が与えられている間、競技委員会が競技車両を保管する事。 ラリーのスタート前・各レグ終了後翌日のスタートまで、ラリーのゴール後など、定められた場所にラリーカーを集め、主催者が車両を保管する。 この間、ラリーカーへの整備・修理はもとより、パルクフェルメへの立ち入りが一切禁じられる。 サファリではバンチングという。 現在WRCではパルクフェルメ以外にも多くの整備禁止期間があり、当然の事ながらドライバー達には大変不評をかっています(苦笑)。 ただし例外としてフロントウィンドウの交換作業だけはパルクフェルメ内で許され、ドライバーはパルクフェルメにラリーカーを駐車した後はすみやかに立ち去らなければならない。 またパルクフェルメからスタートする場合は、スタートの10分前にパルクフェルメに入り、エンジンを始動することが認められている。 □ ビバーク BIVOUAC キャンプ地のこと。 1日の競技終了後に選手、サポートスタッフなどラリーに関わる人は主催者の指定したビバーク地にて生活する。 時には紛争地域などを爆走するため、ビバークは地元の軍・警察に警護されています。 □ ピスト PISTE ルート=みち、交易や往来により自然にできたみち。 主に未舗装路のことで砂漠のように何もないところではよくも悪くも目印になる。 □ FIA Federation Internationale de Automobile : 国際自動車連盟の略称であるが、1993年からFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)と名称を変更した。 JAFをはじめ世界118ヶ国('01年6月)がこのFIAに加盟している。 □ フェデレーション FEDERATION モータースポーツでは、FIAをさす。 ちなみに2輪はFIM。 直訳すると「連盟」という意味。 □ フィールドリザルト リザルトを担当するオフィシャルのうち、サービスパークやスペクテータ−エリアなどの現場に配置された人員を言い、主にリザルトの配収を行ないます。 □ 左足ブレーキング ブレーキの大きな役割はもちろん車を制動させることだが、ラリーでは本来とは異なった使い方もある。 それは車の姿勢をコントロールする際に左足でブレーキを踏むことで、荷重移動による姿勢の修正や、逆にコーナリングする際の姿勢を作るきっかけに使ったりするのだ。 この時なぜ左足でブレーキするのか? と思うだろうが答えは簡単、右足で常にアクセルを踏んでタイムを少しでも稼ぎたいからである。 その昔、スカンジナビアン・ドライバーの秘技とさえいわれたが、現在ではセミオートマティックミッションの採用で1速でスタートする以外クラッチを踏む必要がないから左足はかなり暇なはずである。 □ フライングフィニッシュ SSのゴール地点。 ラリーカーはフライングフィニッシュに設置された光電管の前を全開で走り抜け、そのビームを切った時点がSSのゴールとなり、この後ラリーカーはスローダウン。 200mほど先にあるタイムコントロールで停車してSSのタイムをタイムカードに記入してもらう。 現在、タイムは100分の1秒まで計時される。 かなりシビア…。 □ プライベーター ワークス以外のチームのこと。 ワークス登録はしていないが、メーカーから様々な支援を受けているチームや、仲間内で資金を集めて参加しているようなチーム等もあり、色んな意味でレースを盛り上げてくれます。 □ プラクティス 練習走行のこと。 実際の競技開始数日前にプラクティスカーという決められた車を用いて行う。 このときペースノートを作る。 □ ブラックマーク BLACK MARK 道に残ったタイヤ痕。 □ ブレーキ インプレッサWRカーのブレーキは、アルコンとプロドライブとの共同開発によるベンチレーテッド・ディスク。 サイズは2種類あって、グラベル仕様では前後とも直径305mmでキャリパーは4ポッド…だったと思う(苦笑)。 一方、ブレーキに負担のかかるターマック仕様では前のみ366mmと大きめで、キャリパーは6ポッドの水冷式となっている。 このブレーキシステムは、その前後の効き具合のバランスをセンターコンソール上部のダイアルで調整できるようになっている。 ミツビシだと…長くなるので説明を控える(苦笑)。 □ プロダクションカー世界ラリー選手権 これまでのグループNカーによるFIAカップが、2002年から「FAIプロダクションカー世界ラリー選手権」として再出発することになった。 いままでのようにWRC全戦にこの選手権が併設されるわけではなく、ジュニア選手権と重ならないラリーが8戦選ばれている。 タイトルはドライバーにかけられるが全8戦中6戦の得点が有効となり、エントリーは事前の登録制を採っていたはずだが、今期はどうなんだろう? 誰か知っていたら教えて下さい。 □ プロローグラン PROLOGUE RUN ラリースタート前に行われるイベント的な走行、またはヨーロッパでのショートステージを表わす。 □ ペースノート 練習走行の時にコースの様々な路面状況をまとめたもので、ドライバーの命綱に当たる。 ペースノートはレース中はコ・ドライバーがインコム(コ・ドライバーのしている無線)で読み上げます。 「イージーレフトゴー!」とか「コーションジャンプ」とか…TVを見ていると聞こえてくるかと思います。 サファリでは「レッキ帳」という。 路面状況・1つ1つのコーナーのR ・走行するギアシフトの指定等事細かに書き込まれており、これがあれば目隠ししても走れるとまで言われています。 □ ペナルティ ラリーにはオーダー(定められた時間)が設けられており、TCに遅着(オーダーを守れなかった)するとペナルティが課せられます。 具体的には現在の総合のタイムにタイムが加算されてしまいますが、大幅に遅れた場合は失格となります。 SSのスタート順はその時点での順位(タイムの善し悪し)で決まりますが、1番スタートは必ずしも有利とは言い切れず、不利な場合もしばしばあります。 その際に、わざとTCに遅れて入りペナルティーを受けてスタート順位を下げる選手もいます(苦笑)。 競技の基本は各SSでの全力走行によるタイム計測のトータル時間で決まり、このSS以外で規定に違反すると、その内容・程度により10秒から失格までのペナルティが課せられ、SSの合計タイムに加算されるわけです。 簡単な例では、移動区間やサービスエリア内での車両のトラブル修復のために、次のスタート時刻に遅刻すると、1分毎に10秒が課せられる(1分未満は切り上げ)。 従って10分遅れれば、10x10=100秒のペナルティとなる。 □ ポストマーシャル マーシャルのうち、SSのTC(スタートTC・フライングフィニッシュ)を担当する人員を「ポストマーシャル」と呼んでいる。 □ ポディウム ラリーフィニッシュ後の表彰台のこと。 殆どの場合、暫定表彰の形をとる。 最近のWRCではサーキットのレースのように、1、2、3位のラリークルーのお立ち台を設け、またそれらのマシンを同時にポディウムの前に並べて表彰を行うラリーもある。 □ ホモロゲーション いわゆる公認のこと。 WRカーや例えばグループA、Nの規定に準拠し、その生産台数証明書をつけて、エンジン・トランスミッション等を含む車両全部の詳細寸法、写真を所定の書式で記載した公認書(ホモロゲーションフォーム)としてFIAから証明されたということ。 WRCやAPRC、その他の国際格式の競技に出場するには、FIAから公認された車両であることが条件で、当然グループAとして公認された車はグループAクラスに区分される。 |
| ま〜も |
□ マーシャル Marshal オフィシャルのうち、SS(スペシャルステージ)コース内に配属された人員を「マーシャル」と呼ぶ。 □ マッドタイヤ その名の通り泥濘用のタイヤ。 グラベルタイヤよりブロックが大きく、排水・排土性の向上のために溝幅が極端に広げられている。 またスタッドタイヤ同様に面圧を上げるため、通常のグラベルタイヤより細めのデザインとなっている場合が殆ど。 マッドでは抜群の性能を持つがドライのグラベルでは磨耗が激しいため、使用されるSSはかなり限定される。 □ マニファクチュアラーズ・ポイント ワークスによって争われるポイントのこと。 そのレースにエントリーしたうちの上位2台の獲得したドライバーズポイントが対称になる。 そして全レースの合計ポイントが最も多いワークスがマニュファクチュアラーズチャンピオンとなります。 □ マニュファクチャラー manufacturer.製造業者、製造者という意味だが、ラリーでは車メーカーのことを指しマニュファクチャラーのチャンピオンを、 マニュファクチャラータイトルと言う。 ドライバーやコ・ドライバーのタイトルと違い事前にFIAに参戦登録をしなければならず、さらに全戦に参加しなければいけない。 また、登録は1メーカーに3人のドライバーまでで、 3人のうち上位2人のポイントがマニュファクチャラーポイントとして獲得になる。 □ マニファクチャラーチーム(ワークスチーム) 自動車メーカーが自社を代表する、と認めたラリーチーム。 スバルの場合、SWRT(SUBARU World Rally Team)がマニファクチャラーチームとなる。 2002年のWRCでは3名のドライバーをマニファクチャラーズ・ポイント対象ドライバーとしてノミネートする制度があるが、そのうち2名は事前の年間登録が必要だった。 ただし、マニファクチャラーズ・ポイントとしてカウントされるのは、上位2名の獲得した合計ポイントである。 □ マラソンステージ MARATHON ビバークでエアメカニックの整備の制限があるステージ。 カミオンやアシスタント車などで地上を移動するメカニック達が大活躍します。 現在は、ほとんど毎日がマラソンステージとも言えます。 □ ムースタイヤ ドーナッツ状のムース(スポンジ)を組み込んだタイヤのこと。 パンクして空気が抜けてもムースがタイヤの形を保持するので、タイヤ交換なしで走行を続けることができる優れもの。 ラリーにはパンクがつきものだけに、現在のWRCには欠かせないタイヤといえよう。 ムースはターマック、グラベル、スノー、マッドなどすべてのタイプのタイヤに組み込むことができる。 ピレリはEMI、ミシュランはATSと呼ばれる。 □ モーターホーム ドライバーの休憩・メカニックなどのチームメンバーへの食事の世話・ミーティングの場などを目的とした多用途車のこと。 現在ではサービスパーク場所が1〜2ヶ所に固定されるため、大型の2階建てのバスやトレーラーが持ち込まれ、各チームともにプレスやチーム関係者のためのケータリングサービス(食事、喫茶等のサービス)も行われている。 |
| や〜よ |
| ら〜ろ |
□ ラクダ草 砂漠地帯に生える背が低くて堅く根が張った草でらくだが食べるところからラクダ草と呼ばれている。 これをうまく避けないと、車の足回りに多大なダメージを与えるので要注意。 □ ラリーコミッション FIA内部に設けられたラリー委員会。 WRC主催者、FIRメンバー、マニュファクチュアラーチーム代表者などで構成され、ラリーの運営、ラリーの開催スケジュールなどを討議する機関のこと。 ラリーコミッション(世界評議会)の決定はFIAワールドカウンシルへ送られ、正式に決定、発表されることになる。 □ ラリーコンピューター ラリーカーに搭載されたコ・ドライバー用の計算機器。 ロードブックに記載された次の目標迄の距離の表示とその補正の為、時間、距離などをインプットすると、次の目的地までの平均スピード、時間の遅れ進みなどが表示される。 とってもいい子ちゃんだがちょっとしたトラブルで壊れやすいのが難点(苦笑)。 レッキではコーナー間の直線の長さを正確に把握するため、ドライバー側にも装着されるケースがある。 燃料残量とSSでの最高速度が表示されることもある。 □ ランプポッド 夜間走行に必要な補助灯をケースに収納したもの。 ボンネット上に装着されるものはランプポッドと呼ばれ、バンパーに装着されるものはバンパーポッドやコーナーポッドとも呼ばれる。 昔のラリーカーでは補助灯は車両前面に装着したままということが多かったが、ドライバーの視界や冷却性能、軽量化などの面から不必要な際は取り外すことが望ましく、脱着の簡単なランプポッドが考案、さらに空力性能などが考慮され、現在のような形状のものへと進化した。 最近はトップグループの夜間走行が殆どなくなったので、これを見ることも少なくなったけれども…。 □ リエゾン LIAISON 移動を目的にした区間のこと。 ビバーク(キャンプ地)からSSスタートまで、また、SSゴールからビバークまでの移動区間をあらわします。 □ リザルト RESULT RESULTAT レース結果。 選手のほとんどがキャンプ地に到着できた真夜中頃に暫定結果が発表されるが、明け方にようやく到着する選手もいるため、正式には翌日発表される。 □ リザルト (リザルト本部) 計時 SSで計測されたタイムやTCの通過時刻が記録されたタイムカードは、すべてスイーパーカーなどによってラリーHQの「リザルト本部」へ送られてくる。 リザルト本部はこれを集計して正式なリザルトを発行します。 また、タイムカードが届けられるよりも先に、リザルト本部は各TCから様々な通信手段を用いてSSの計測タイムを集めるが、これはSS速報(正式ではなく参考としての成績)としてメディアやサービスパーク、スペクテーターエリアなどへ配信するためのものである。 □ リフュール リフュールを担当するオフィシャルは、チームによる給油作業を監視し、万が一の場合の消火業務に備えるなどが主な任務。 リフュールはサービスエリアに隣接して設置されたリフュールエリアにて行なわれる。 □ リグループ パルクフェルメ同様、定められた場所にラリーカーを一定時間駐車するもの。 ただし、パルクフェルメが長時間に及ぶのに対し、リグループは15分〜30分程度と短い。 また、パルクフェルメは各レグの前後に限定されるが、リグループは各レグの中間のサービスパークへ入る前に設定される。 これはラリーに何らかの理由でスケジュールの遅れが生じた場合を想定し、リグループで隊列を整えることを目的としているためだ。 パルクフェルメ同様、ドライバーは駐車後、次のエンジン始動までリグループ内への立ち入りを禁じられる。 □ ループ(ステージ) LOOP STAGE スタートとゴールが同じ場所になるステージ。 コース図がループ(輪)のようになるためそう呼ばれている。 □ レスキューチーム・医療チーム 各SS(スペシャルステージ)には選手と観客の安全を守るためレスキューチーム・医療チームが待機しており、基本的にはSSのスタート地点に、以下のようなオフィシャルカーがスタンバイして万が一の事態に備えている。 FIV(ラリードクターが同乗) 救急車(看護士が同乗) 消火工作車 レッカー車 また、15kmを超える長いSSにはその中間地点にもスタート地点と同じ規模のレスキューチーム・医療チームが追加で待機して、迅速に対応できる体制を整えています。 さらに「EMSヘリコプター」も別の場所に待機しており、万が一の事態に備えている。 FIV First Intervention Vehicle の略で、レスキュー・医療を担当するオフィシャルカーのひとつです。 直訳すると「最初に医療行為を行なう車」という意味になります。 FIVは各SS(=スペシャルステージ)のスタート地点に待機して、競技中に万が一事故が発生した場合に現場に1番最初に駆けつけ、初期治療を行なうための車両であり、FIVにはオフィシャルだけではなく必ずラリードクターが同乗しており、一方救急車には必ず看護士も同乗し万が一の事故に備えている。 また、FIVおよび救急車には通常の医薬品・医療器材以外に、救急蘇生器材や簡単な手術ができる設備も搭載している。 特に重傷者が出た場合には他のレスキュー・医療チームと連携をとって設備の整った病院へ搬送する。 救急車 Ambulance 各SS(スペシャルステージ)のスタート地点に待機している「救急車(Ambulance)」は、レスキュー・医療を担当するオフィシャルカーのひとつで、競技中に万が一事故が発生した場合に現場に駆けつけます。 救急車にはオフィシャルだけではなく必ず看護士も同乗しており、万が一の事故に備えている。 FIVおよび救急車には通 常の医薬品・医療器材以外に、救急蘇生器材や簡単な手術ができる設備も搭載しています。 FIVと同様、特に重傷者が出た場合には他のレスキュー・医療チームと連携をとって設備の整った病院へ搬送する。 消火工作車 Fire and Rescue Vehicle 各SS(スペシャルステージ)のスタート地点に待機している「消火工作車」は、レスキュー・医療を担当するオフィシャルカーのひとつで、競技中に万が一事故が発生した場合に現場に駆けつけます。 消火工作車には数種の大型消火器をはじめ、事故車両から乗員を救出するためのエンジンカッターなどのレスキュー器材が積まれています。 FVIと同様、特に重傷者が出た場合には他のレスキュー・医療チームと連携をとって設備の整った病院へ搬送する。 レッカー車 Wrecker 各SS(スペシャルステージ)のスタート地点に待機している「レッカー車」は、レスキュー・医療を担当するオフィシャルカーのひとつで、競技中にコースアウトした競技車両を牽引してコースに復帰させます。 FVIと同様、特に重傷者が出た場合には他のレスキュー・医療チームと連携をとって設備の整った病院へ搬送する。 EMSヘリコプター EMS Helicopter Helicopter Emergency Medical Service の略で、救急医療ヘリコプターのこと。 特に重傷者が出た場合には他のレスキュー・医療チームと連携をとって設備の整った病院へ搬送します。 □ LEG (レグ) スタートしてからゴールするまでの行程のこと。 1つのレグが1日にあたります。 WRCのレースは複数のレグで構成されており、レグはいくつかのSSから成っています。 この全てのレグが終了した時点で最もタイムが速かったドライバーがそのレースの勝利者となります。 □ レッキカー レッキでラリーの本番車を使うことは禁止されているため、マニファクチャラーチームや有力プライベートチームはグループN仕様に準じた専用のレッキカーを準備している。 スポンサー名などが入ったカラーリングも禁止されているため、レッキカーは白やグレー、赤といった単色に塗られている。 タイヤは一般市販ロードタイヤの使用が義務付けられている。 □ ロードクロージャー Road Closer SSが行なわれる林道やその林道に通じる枝道の入口や出口に配置されるオフィシャルのこと。 ロードクローズすなわちその道を完全に封鎖して、SSコース内が安全に保たれるように通過管理を行なう。 □ ロードセクション ラリー中のSSへの移動区間、リエゾンとも呼ばれる。 ラリーのスタートからSSのスタートまで、SSのゴールから次のSSのスタートまで、SSのゴールからサービスパークまでなど、ラリーカーがタイムアタックをせずに走行する区間。 ロードセクションは閉鎖されておらず、ラリーカーも一般の交通に混じっての走行となるため、当然、公道の交通法規を守ることが求められている。 □ ロードブック・ルートブック ROAD BOOK, ROUTE BOOK 日本語ではコマ地図とも言い、主催者が各クルーに配布するラリーのすべてのルートを記したノート。 ルート情報が細かく掲載されたナビの必需品。 ルート中の交差点や曲がり角などが記号化されて記されており、ロードブックがあれば地図がなくともラリールートを辿ることができる。 ただし、ロードブックではSSの表記もルートを逸れないで走るための最低限の情報であるため、クルーはより詳細な情報の入ったペースノートを各自で作成する必要があったりするが、ビバークに到着すると翌日に入手できるが、当然それまでルート詳細は秘密である。 □ ロールケージ ケージは「籠」という意味だが、ラリーカーの室内にまるで籠のように張り巡らされたスチールパイプ製の安全装備をロールケージという。 車用語だとロールバーと同義語に分類。 ドライバーとコ・ドライバーをこのロールケージが籠のように覆ってアクシデントから身を守る他に、ボディ剛性をあげるためのアイテムとしても重要なパーツ。 その構造や取り付け方法はFIAのルールによって細かく規定されている。 □ ロジスティクス 日本では物流を指す言葉だが、WRCではラリー開催地への機材の運搬等を手配する後方支援を意味する。 ヨーロッパ外のWRCで各チームが機材輸送に使うのはコンテナ。 大型の40フィートコンテナを1チーム当たり20本近く使用し、これらの移動にはコンテナ船が利用される。 またラリーカーは空輸されるなど、WRCのロジスティクスは大掛かりなので、飛行機だけで移動するF1の数倍から10倍以上の規模になる。 |
| わ〜ん |
□ ワークス FIA にワークス登録したチームのこと。 年間を通じて全てのレースに出場することを義務づけられています。 ワークス以外のチームはプライベーターと呼ばれています。 □ ワジ WADI 枯れ川のこと、雨季にしか水が流れない川のこと。 大きさは様々で1〜2m幅のものから数百メートルの幅のものまである。 □ WRC WRCとはFIA(Federation Internationale de Automobile : 国際自動車連盟)の主催する World Rally Championship世界ラリー選手権の略称。 現在FIAの主催の元、世界タイトルのかけられているレースは、このWRCとF1だけです。 名実ともに世界最高峰のレース。 □ ワールドカウンシル FIA内の最高決定機関、日本語では世界評議会と呼ばれる。 基本的には各コミッションから送られてきた内容について討議し、成否の決定を下す。 WRCに関するレギュレーション、スケジュールなど、すべての重要項目の変更や新設にはワールドカウンシルの承認が必要となる。 □ ワールドラリーカー WRカーと表記されることが多い。 グループAの派生車として位置づけられ、97年からWRCに導入されたカテゴリーで、現在のWRCの中心的な存在。 連続する12ヶ月間で25000台以上生産されるファミリーと呼ばれる同一シリーズで生産される同一車形の車両をベースとし、エンジンの載せ変えとターボ装着、駆動方式の4WD化などの大幅な改造が認められる。 WRカー規定はレギュレーションの公平性だけでなく、4WDやターボを市販車に持たない自動車(欧州に多い)メーカーにもWRC参加の門戸を開いたものとして、高い評価を得ている。 |
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